新型(豚・鳥)インフルエンザ対策と予防

マスク/殺菌・消毒用石けん/加湿器等の格安通販

新型インフルエンザ対策と予防最新インフルエンザニュース一覧┃ 【どうする?新型インフル】保育所休園 出勤困難に

【どうする?新型インフル】保育所休園 出勤困難に

【仕事の引き継ぎ整理を】

新型インフルエンザの感染が拡大すれば、働く人が職場に行けない事態も考えられる。

関西地域で今年5〜6月に新型インフルエンザが広がった際には、兵庫県と大阪府で計約1000か所の保育所が一斉休園、働く親たちが出勤できない事態に陥った。

社会的影響の大きさに、国はその後、運用指針を改め、保育所内で感染者が出た場合には、その保育所のみに休園を要請することになった。

ただ、実際の対応は保育所を管理する各自治体に任されている。

東京都葛飾区では、8月中に園児の集団感染が確認された三つの公立保育所で、1週間ほどの「登園自粛」を呼びかけた。期間中、登園したのは定員の1〜2割。同区の担当者は「発生状況に応じて対応を決めている。秋以降は対応が変わる可能性もある」とする。

他の自治体では、感染者が確認された時点で休園にした例もあれば、休園にしなかった例もある。自治体の窓口に、保育所の対応を確認しておく必要がありそうだ。

保育所が休園した場合、ベビーシッターの活用も考えられる。しかし、預ける時点では子どもは元気でも、すでに感染している可能性もある。シッターの健康にもかかわるため、業者も対応に頭を悩ませている。

東京都内のシッター業者では先月、預かった子どもが翌日高熱を出し、A型インフルエンザに感染していたことがわかった。担当したシッターはその後5日間、自宅待機せざるを得なかった。この業者は「インフルエンザは周囲への影響が大きい」と話す。

各地のベビーシッター会社で作る「全国ベビーシッター協会」(東京)では「インフルエンザの休園に伴う保育依頼を受けるかどうかは、各社の判断。協会として『預かるべきだ』『断るべきだ』などの方針は決められない」という。「ただ、保育施設が閉鎖したのにシッターだけがんばれ、とは言えない」

地域で感染が拡大した場合、シッターに頼るのも限界がある。親が仕事を休むしかなさそうだ。保育支援を手掛けるNPO法人「フローレンス」代表理事の駒崎弘樹さんは「新型インフルエンザのために休まざるを得ないかもしれないということを、事前に職場に伝えておくことも必要。休んでも仕事を引き継ぎしやすいよう、整理しておくといい」と話す。

厚生労働省の東京労働局には、8月21日に流行期入りが宣言されて以降、都内の企業などから「家族の感染で社員を出社停止にしたら、給料は払わなければならないのか」という問い合わせが増えている。

同局賃金課によると、家族が感染した社員を自宅待機させれば「労働基準法に基づき、会社の判断による休業として、平均賃金の6割以上の休業手当を会社が支払う必要がある」という。非正規社員でも考え方は同じだ。

都内のある大手企業は、家族の感染でも自宅待機とし、その期間は有給休暇を充てることにした。ただし有給休暇は本来、労働者側の申し出によって取得するもの。東京労働局は「労使でよく話し合ってほしい」としつつも「有休消化率が低い企業なら、6割負担で出社停止にするよりも、有休を充てた方が、労使双方の利害が一致するのでは」と助言する。

日本IBMで企業の危機管理を担当する深谷純子さんは「流行がピークに達する前に、企業も個人も準備を」と呼びかける。

「働く人は自宅でも仕事ができるようパソコンなどの環境を整えること。企業も、在宅勤務や仕事の共有化などで業務の見直しを図るとともに、『かぜぐらいで休むな』といった社内風土を改める必要があるでしょう」と話す。

2009年9月4日21時00分 読売新聞

Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加

YOMIURI ONLINE(読売新聞)

▲このページの上へ

インフルエンザ対策
【支払い方法】カード決済 or 代引き
【支払い方法】 カード決済 or 代引き